「裂き織り」でコースターづくりをしてきました

先日、「裂き織り」の体験をしてきました！

「裂き織り」は、縦糸を張った織り機に、細く割いた和布を横糸として通して作る、伝統的な織物です。横糸の代わりに布を使うことで、かっちりとした織物が出来上がります。過去にも何度もやったことがあり、大好きなんです。完成した織物はコースターやラグ、バッグなど様々な用途に使うことができます。

織ること自体のも楽しいのですが、横糸代わりの布を選ぶのも、また楽しい作業です。大抵、想像通りには仕上がりません。思ったよりきれいだったり、地味だったりと、組み合わせによって仕上がりは様々です。わたしが好きなのは青や黒系の色なのですが、自分の好きな色のみで作ってしまうと、どうしても暗い風合いになってしまったり……そういう難しさも含めて、とても興味深く楽しいと思っています。

今回作ったのは職場で使うためのコースターです。小さいものなので、製作時間も20分かからない程度。あっというまに完成します。自分の好きな色、好きな布で作ると、どうしても大事にしたくなり、長持ちするような気がしています。

また近いうちに、まとまった時間をとることができそうなので、今度は1メートルほどの大きな布を仕立ててこようと思っています。その布で、和服用の、少し大きめでかっちりしたバッグを作ろうと考えています。

手工芸は時間がかかりますが、出来上がった時がうれしくて、どうしてもやめられません。次の機会を心待ちにしています。